2018年から、自然養蜂家、沖縄 Bee Happy 三浦さんの元で養蜂を学ばせていただきながら、コーヒー農園に巣箱を常設して養蜂をしています。世界自然遺産となったやんばる、国頭村安田の素晴らしい自然環境の中での養蜂です。このプロジェクトは、やんばるをもっと楽しみたい、という目的もありますが、コーヒー栽培にとっても、とても重要なプロジェクトとなっています。
生産量と品質
コーヒーノキ(アラビカ種)は、主に重力や風によって受粉が行われます。昆虫などによる受粉への影響は5~10%程度ともいわれており、養蜂をすることによって受粉率に大きな影響はないかもしれません。でもその5~10%、小規模生産の沖縄では大切な挑戦だと思っています。また、ミツバチを導入することにより、作物の品質が高まる場合もあるようです(反対の場合もあります)。コーヒーの果実にどう影響するか、何らかのプラスの効果があることを期待しています。
農園のアンテナ
養蜂家は、ミツバチを通して、季節や圃場の環境をより深く感じることができるそうです。わたしたちも、ミツバチを通して、農園や周囲の環境をより深く感じ、コーヒーとの会話を深めていきたいと思っています。
コーヒーの花のはちみつ
そして、一番の楽しみは、コーヒーの花のはちみつを収穫することです。山々の花が少ない時期にコーヒーが開花期を迎えるため、毎年、コーヒーの花を主な蜜源としたはちみつを集めてくれます。コーヒーの花が咲き終わる7月頃、ミツバチたちが沖縄の厳しい夏を過ごす蜜を残しながら、はちみつを収穫しています。
養蜂家として
2021年、三浦さんと約束した3年間の修業期間を終え、養蜂家として独立させていただきました(とは言っても、三浦さんのアドバイスや指導をいただきながらです)。これからも、ミツバチたちが暮らすコーヒー農園として、ミツバチたちと向かい合っていきます。
おきなわ Bee Happy Project
コーヒーの花のはちみつプロジェクトは、自然養蜂家 おきなわ Bee Happy Project の三浦さんご夫妻との出会いによって実現することができました。薬を使わない、餌を挙げない、自然の花だけから蜜を集める自然養蜂の素晴らしい考えと技術を持っているお二人のご指導をいただいけることに館shしながら、自然養蜂を学ばせていただいています。
ADA FARM のはちみつ
毎年、コーヒーの開花が終わる7月頃、コーヒーの花を主な蜜源としたコーヒーの花のはちみつを収穫し、オンラインストアで販売しています。甘苦さが特徴の冬のはちみつなど、季節によるはちみつも販売しています。
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