日本で新鮮な生のコショウ(胡椒)が食べられる!?から始まった農園でのコショウ栽培。コーヒーと同じで、沖縄は決して生産に適した環境ではありませんが、ゆっくりと成長しながら、ここやんばるのコーヒー農園で暮らす仲間として定着しつつあります。
はじまり
2015年から、コーヒー園のシェイドツリー(コーヒーに影を作るための木)を支柱にして、栽培を始めました。やんばるでコショウを栽培している方がいて、農業仲間の紹介で苗を入手。その苗を育てながら挿し木をして本数を増やしていきました。
環境
実際に栽培して感じたことは、コーヒーと同じように、決して栽培に適した環境ではないということです。冬は寒すぎて成長が止まり、葉が焼け落ちたり、場合によっては枯れてしまうこともあります。開花しても結実しないことがあります。夏場の高温や直射日光でもダメージを受けたり、枯れてしまいます。でもギリギリ収穫までたどり着きます。
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目指すところ
決して栽培に適した場所ではありませんが、この地で育ったコショウの美味しさや楽しさがあるはずです。1粒かじった時に弾ける風味と辛さは、フレッシュな生コショウならでは。1粒で広がる食の豊かさ、みなさんの食卓へお届けできるように、コーヒー園独特の環境を活かし、これからもコショウ栽培に取り組んでいきます。
オーガニック生胡椒の販売
収獲時期になったら、収獲したての生のコショウを「ADA PEPPER オーガニック生胡椒」として販売しています。注文をいただいてから常温で発送するので、新鮮な状態でお楽しみいただけます。
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