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コーヒーの栽培

コーヒーの収獲期の始まり

いつもよりだいぶ早く今年の収穫期が始まりました。例年なら12月、早くても11月末。早まった理由は、開花のタイミングにもあるのですが、台風のダメージによる影響もあるようです。今年はどんな収獲期、そしてどんなコーヒーになるのか、緊張感たっぷりなシーズンが始まりました。

コーヒーの収獲期

沖縄の場合(というよりは、お隣大宜味村とも1か月くらい差があるようなので、ここ国頭村安田の場合といった方が正確かもしれません)、多少の前後はありますが、12月から4月までが収穫期となります。期間中、10数~20回程度の収穫を行い、収穫ごとにロット管理していきます。収穫する果実は、収穫前の気候によって毎回表情がかわるので、収穫ごとのロット管理をすることにより、各ロットの品質を安定させたり、ロットの違いによる表情の違いを楽しむことができると考えています。

その年のコーヒーの呼び方

コーヒーの収穫は年をまたぐため、その年のコーヒーは「2023-24」と呼ばれることが多いようです。アダファームでは、わかりやすく2024と呼ぶようにしています。今日2023年11月6日から始まり、来年2024年の春まで続く収獲期に収穫されたコーヒーは安田珈琲2024として取り扱われます。

開花期から収穫まで

コーヒーの開花期は通常4~7月。その期間の大潮に合わせて大小の開花の波がやってきます。開花から7~8か月かけて果実は成長・完熟となり収穫を迎えることができます。コーヒーの開花についてはこちらの記事をどうぞ。

収獲期の気候

収獲期はできるだけ晴れてほしいものです。雨が降ると果実が傷んだり破裂してしまい、優良果実が減る原因となってしまいます。沖縄の冬は雨が多いので、せっかく良い果実に成長しても、収穫直前でダメになってしまうことも少なくはありません。果実は1日の天気で大きく表情を変えるので、今から収穫が終わる来年春まで、コーヒー農家にとっては緊張感たっぷりなシーズンとなります。

 

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