コーヒーは果実。AKATITI(アカチチ)この地が育ててくれた素晴らしい果実をそのまままっすぐ感じていただるコーヒーです。
安田珈琲 AKATITI
コーヒーとはどういう飲み物なんだろう?と、果実を収穫してから生豆として出荷するまでのすべての工程を、1つ1つ分解し、その意味や目的を考えながら工程を組みなおしました。自分たちが「こういうコーヒーを作りたい」ではなく、収穫した果実を生豆にまっすぐ詰め込むことを意識した精製です。
名前の由来
AKATITI(アカチチ)は、沖縄の方言で夜明け=暁(あかつき)を意味します。豆ポレポレ 仲村良行氏によって沖縄コーヒーの夜明けという想いを込め、名付けていただきました。朝日が昇る東海岸の農園、朝露の香り、これから始まる安田珈琲の物語。
収獲する果実
完熟した良質な果実のみを収穫し、果実が新鮮なその日のうちに精製を始めます。果実の収獲に関してはこちらの記事をご確認ください。
AKATITIの精製
収獲した果実を比重選別後にパルパー(皮むき機)にかけます。果皮とパーチメントの分別はせずに、コーヒーチェリーピュレのような状態にします。コーヒーチェリーピュレがある条件を満たしたら負圧式低温乾燥機にかけ、乾燥が終わったらそのままの状態で保冷庫へ。出荷前に脱穀・分別をして、生豆とカスカラに分別します。分別された生豆はハンドピックされ、格付け後にオーガニック生豆としてコーヒー屋さんへ出荷されます。
国産スペシャルティコーヒー
2016年2月、日本で初めてとなるスペシャルティコーヒー(CQI)として認められました。
>> 国産スペシャルティ誕生
オーガニックコーヒー
コーヒー屋さんに出荷する生豆は、オーガニックコーヒー生豆(JAS有機)として出荷されています。
専門家による評価
Panasonic The Roast コーヒーAIランドジャパンプロジェクトにおいて、歴代ローストチャンピオンやバリスタなど各分野の最先端で活躍するプロフェッショナルにAKATITIの高い評価をいただきました。イベントでは生豆の成分分析も行い、科学的なアプローチからも、その品質を証明していただきました。
AKATITIの焙煎
オンラインストアで販売しているAKATITIは、焙煎機The Roast(協力:Panasonic社)を使い、豆ポレポレ仲村良行氏に作っていただいた2種類の焙煎プロファイルで焙煎しています。
● 浅煎り
あずき、ヘーゼルナッツ、白あん、かすかに抹茶のような香りを感じアフターにサトウキビを思わせるような甘い余韻が長く続く。トロリとしたシロップのような質感。
● 中深煎り
カカオ、ナッツ、ようかん、かすかにウィスキーのような香ばしさを感じ、アフターに黒糖のような甘苦い余韻が感じられる。
AKATITIの販売
ADA FARMのオンラインストアにて販売中。ご家庭でも本格的なAKATITIをお楽しみいただけます。大切な日、大切な人、または大切な時間のおともに、お楽しみください。
その他の精製方法
安田珈琲の精製は2種類、現在新しい精製方法にも取り組んでいます。