『コーヒーの花のはちみつ』プロジェクト

2018年から、自然養蜂家、沖縄 Bee Happy 三浦さんの元で養蜂を学ばせていただきながら、コーヒー農園に巣箱を常設して、養蜂を始めました。世界自然遺産登録となった国頭村安田の素晴らしい自然環境の中での「養蜂」です。

このプロジェクトは、やんばるをもっと楽しみたい、という目的もありますが、コーヒー栽培にとっても、とても重要なプロジェクトとなります。

2018年2月19日 コーヒー農園にみつばちたちがやってきました

生産量と品質

コーヒーノキ(アラビカ種)は主に、重力や風によって受粉が行われます。昆虫などによる受粉への影響は5~10%程度とも言われており、養蜂をすることによって受粉率に大きな影響はないかもしれません。でも、その5~10%、生産量の少ない沖縄では大切な挑戦だと思っています。

また、ミツバチを導入することにより、作物の品質が高まる場合もあるようです。コーヒーの果実にどう影響するか、まだわかりませんが、何らかのプラスの効果があることを期待しています。

農園のアンテナ

養蜂家は、ミツバチを通して、季節や圃場の環境をより深く感じることができるそうです。わたしたちも、ミツバチを通して、農園や周囲の環境をより深く感じ、コーヒーとの会話を深めていきたいと思っています。

コーヒーの花のはちみつ

そして、一番の楽しみは、コーヒーの花のはちみつを採ることです。山々の花が少ない時期にコーヒーが開花期を迎えるため、毎年、コーヒーの花を主な蜜源としたはちみつを集めてくれます。コーヒーの花が咲き終わる7月頃、ミツバチたちが沖縄の厳しい夏を過ごす蜜を残しながら、はちみつを分けてもらいます。


2021年、三浦さんと約束した3年間の修業期間を終え、養蜂家として独立させていただきました。とは言っても、これからも三浦さんのアドバイスや指導をいただきながら、みつばちたちが暮らすコーヒー農園として、みつばちたちと向かい合っていきます。

おきなわ Bee Happy Project


このプロジェクトは、自然養蜂家 おきなわ Bee Happy Project の三浦さんご夫妻との出会いによって実現することができました。

薬を使わない、餌をあげない、自然の花だけから蜜を集める自然養蜂の素晴らしい考えと技術を持っているお二人のご指導をいただけることに感謝しながら、自然養蜂を学ばせていただきます。

最新情報

プロジェクトの最新情報は、#コーヒーの花のはちみつプロジェクトにて、ご確認ください。

コーヒーの花のはちみつ


毎年、コーヒーの開花が終わる7月頃、コーヒーの花を主な蜜源とした「コーヒーの花のはちみつ」を収穫し、ADA FARM オンラインストアで販売をしています。

> コーヒーの花のはちみつ

冬の安田はちみつ

フカノキを主な蜜源とした冬のやんばるの山々からミツバチたちが集めてきた「ほろ苦さ」が特徴のはちみつです。

> 冬の安田はちみつ